ゲームを購入するなら

購入方法として

ゲームをどのように購入しているか、そう質問すると色々な答えが返ってくると予想する。先に紹介したAmazonの通販を利用している人ももちろんいるでしょう。ですがAmazonで購入した数は正式な売上数としてカウントされないという面があるため、実際にどの程度売れているのかと計測されているのは家電量販店などを始めとした店舗購入のみとなっています。またAmazonランキング大賞にはランクインしていなかったが、2015年には往年の新シリーズが発売されて、2015年上半期の話題を集めた人気作品もない。売れなかったのか、いやいやっそんなことはありません。

具体例として『ファイアーエムブレムif』を取り上げてみる。白夜編と暗夜編、そしてDLC版のインビジブルキングダム編の三編からなる大作はパッケージ版の売上は発売一週目でなんと『30万本』近く売上を記録しているのです。無論Amazonでも取り扱いをしていましたが、年間ランキングを見る限りではそれほどAmazon内では売れ行きは好調ではなかったということを表しています。おかしなものでしょうが、従来の市場では大ヒットだと確実に断言できる記録を打ち立てている作品の存在がAmazonでは上位ランキングに入ってくる余裕すらない。定番とも言えるポケモンなどがランクインしているのにどうしてか、その訳を考えるとメーカーはメーカーなりにAmazonではなく店舗販売で購入してもらおうとする努力を行っているのです。

通販での買い物が主流になったことは利点です、ですが逆にそれが市場そのものを締め上げるという負の側面を持っているがため、生き残りをかけている部分があるのです。

  1. プロゲーマーになりたい

消費者と生産者、異なる視点

強いていうところの消費者が求める利点と、生産者が欲している利点とが相互不理解を起こしているといって良い現象だ。この穴は決して埋まることのない、どちらともが譲れない側面で争いを続けているものとなっています。そもそも通販がこれほど盛んに、一般的な買い物方法となってきているというのに、どうしていまだ店舗購入に拘る人が多いのかと考えることは一度でもあるはずだ。筆者は以前、系統は異なりますがそうした店舗で勤務していたこともあるのでよく理解していますが、Amazonで購入するよりも店舗購入にこだわっている人をよく見てきています。

通販の良いところはいつでもどこでも注文出来て、インターネット上で決済をすれば後は商品が自宅に届くまでひたすら待機していればいいだけだ。取りに行く必要もなく、発売日当日に利用できるとは限らないにしても、その翌日でも良いという急がない人にしたらこれほど便利なことはありません。それなのにどうして店舗販売での動きはいまだ活発なのか、それを考えてみたい。

筆者は今でこそAmazonなどの通販を頻繁に利用しているが、それもほんの3~4年ほど前からだ。それ以前はインターネットはただ情報を調べるためだけに利用していたので、通販を利用するという考えは持ち合わせていなかった。それ以前から十分すぎるくらいに便利だと騒がれていたAmazonも知り合いにどうして使わないのかと疑問視されていたが、そもそも通販なんて当てになるのかという不信感も少なからず持ち合わせていたからだ。それも一度の利用で飛び跳ねてしまい、あっという間にユーザーになってしまったのだから型なしだ。

店舗スタッフで販売を担当している時、どうしてそんなに店舗購入にこだわるんだろうと、ただただ疑問しか湧いてきませんでしたが、通販市場が膨れれば良いことばかりだという見方では行けないのです。

委託よりも直販で

Amazonで販売すること=企業にとって有利、なんて図式を思い描いている人がどれくらいいるでしょうか。実際、そんなことを安易に考えている人はそれほどいないでしょう。確かに安く、早く購入出来るのはいい事ですが、商品を生産した企業にしたら実は損なことが多いのです。これは今や誰もがよく知っていることだが、ゲームソフト一本売るにしてもAmazonで買ってもらうよりは出来るなら店舗で買って欲しいというのが企業の願いだったりする。ですがあくまで望みであって、顧客に強要するわけにもいきません。

販売してもらえれば確かに売上としていくらかカウントされますが、正直なところで言うなら燦々たる結果になってしまうのも有名な話だ。ならばAmazonに任せて売るなら自社管理の通販システムで販売した方がいいと、最近の企業はそう思うようになってきています。ゲーム制作をしている会社も、委託はAmazonにもするが、それ以外にも自社製品の売上と管理が届きやすいところで行ってもらおう、そう考えるのが自然だ。

Amazonの登場で通販の利便性が日本中に伝播されたのは良いことだったが、消費者の利用する視点と生産者の委託する場合の視点では得られる現実が理想と大きく乖離してしまっている。どちらが一番不利なのか、何を隠すわけでもない企業側だ。

  1. ゲーマーからレーサードライバーになった男

ゲームソフトは何処で買いますか?

ではゲームソフトを買うなら通販と店舗、どちらで買ったら得できるかと考えてみるとこちらは一概に断定出来る問題ではありません。時に店舗、時に通販と上手に使いこなしたほうがいいと、そのように今は述べておく。ですが店舗販売はただじっとしてれば通販の利点には勝てないので、それに見合うだけの何かを用意しなければなりません。通販と店舗、どちらも甲乙つけがたい部分はありますが、一番いいのはやはり自分が納得できる買い物をしたという実感を持てるように考えてみる。