PCゲームの場合

ゲームはゲームでも

ゲームと言われるとコンシューマー、もしくはスマホを連想する人が大半かと思います。ですが最近だとオンラインゲームも即座に思いつく人も多いのではないでしょうか。IT化が推し進められた2000年代初期、この頃は何をするにしてもパソコンを使用できるかどうか、持っているかが1つの価値観として高く評価された時代でもあります。今でこそパソコンは一家に一台持っているのが当たり前となっている、しかしこれが13、4年前ともなるとその当たり前はまだまだ浸透していませんでした。むしろパソコンを持っているなんて真性のオタクだ、などと言われてしまっていた人もいるでしょう。

筆者は父がたまたま仕事の都合上、作業効率を挙げるためとしてパソコンを持っていたので、仕事をしない時間帯の仕様でそれとなく色々と遊んでみたものです。その中には、決して口外出来ないようなゲームもしたりしていましたが、よくよく考えたら法律的にアウトを食らっていたなぁと懐かしく思う。ただ1つ誤解していたのが、パソコン対応のPCゲームに明るくなかったため、この業界はそうした成人向けの、今でこそ認知されているがそれでも言葉に出せないゲームが中心なんだと思い込みを持っていたもの。友人がその手の業界に詳しかったため、必然と吸い込まれていきましたが、今思うとよくしていたなと感慨深くなる。

パソコンでプレイできるゲーム、今ではオンラインゲームも盛んになっていますがまだパソコン認知が乏しかった頃はオンラインゲームをするなんて発想は誰にもありませんでした。しかしそれも隣国でオンラインゲームでは世界一と言われる市場を有している韓国から流れてきたとある大型作品をきっかけに、日本のゲーム市場でもオンラインゲームをするという選択肢が生まれます。その流れはそのまま現在までに引き継がれていき、立派な流通事情が構築されるまでに至っています。

そんなパソコンゲームですが、Amazonランキング大賞2015でもきちんと今年度最も多く売上を記録した作品は何かが記載されているので、紹介していこう。

  1. プロゲーマーになりたい

ランキングの内容

ここで紹介するランキングは、きちんと明言しておくが『全年齢対象』となっている。そういういかがわしいものはここでは取り上げはしない。元々市場もそこまで大きくはなく、Amazonでそうしたゲームを購入しようとする人は実際少ないので、明確な売上を確認するのも難しかったりするというのも理由だ。ではそんな諸々なしがらみのない感覚で購入できるAmazonで、PCゲームではどんな作品が今年人気だったのか、ランキングは以下のようになっている。

往年の作品と呼ばれるものもあり、ランキングの中にはようやく発売されたとばかりに期待が寄せられていた作品もランクインしているので、実は今年2015年もPCゲームの世界ではかなり熱い話題が展開されていたのです。ではでは、そんな作品について考察を加えた意見を展開していこう。

ドラクエ初のオンラインゲーム

まずはランキング1位・2位は同一作品の別タイプのパッケージがランクインしているため、同一作品とみなして話をする。今作はドラクエシリーズ最新作であり、これまで無かったドラクエシリーズ初のオンライン対応ゲームとあって、注目を集めていた。ドラクエでオンラインと言われて、正直ピンとこなかった人も多いでしょう。筆者もその1人だ、王道中の王道RPG作品として名高い同作品がオンラインでどのように展開されるのか、少し期待の少し不安といった色を持ってリリースされましたが、結果は好意的に受け取ってもらえたというわけだ。

その甲斐あって、3位にランクインしている『ファイナルファンタジーⅩⅣ 蒼天のイシュガルド』を抑えてでAmazon売上年間ランキングを制したのですから、意外と面白かったと思った人が多いのかもしれません。

期待のシミュレーションゲームが遂に発売!

PCゲームといえばオンラインもそうですが、シミュレーションゲームも定番中の定番だ。特に成人向けの作品では美少女と恋愛するもので市場は溢れかえっていますが、Amazon年間ランキング4位にランクインしたのは、そんな全年齢対象シミュレーションゲーム『Angel Beats!』が満を持して発売される。同作品は泣きゲーと言われる美少女ゲームを多数輩出したゲームブランド『KEY』が誇る作品で、ゲームよりもアニメをご存じの方が多いはず。今作はそんなアニメでは表現しきれなかった登場人物たちそれぞれをピックアップして、Angel Beats!の世界を楽しめる作品だ。

リリースが決まった当初、色々と話題を醸したことをご存じの方も多いと思います。それは個人的にも思ったことです、何せ今作はシリーズものとなっていて、今回はその1作目となっている。シミュレーションゲームで、攻略するキャラクターは今作では『3人まで』となっている。あと何作品出るんですかと嘆きを上げたくなる人も多いはずだ。ですがそんな反感に反比例するよう作品そのものの評価は高く、これまで知ることのなかったキャラクターの側面を知って、より同作品を好きになった声も聞こえてくる。

躍らされていると感じるかもしれないが、ここは堪えて作品を応援するよりなさそうだ。

  1. ゲーマーからレーサードライバーになった男

変動の様子

ではそれ以外のランキング作品を見ると、『信長の野望』・『ウルティマ』・『ファンタシースターオンライン』・『ラグナロクオンライン』などの人気は昔と今で全く変わらないと言っていいでしょう。特に日本でも多くの人がオンラインゲームをやり始めるきっかけとなった作品でも、あるラグナロクオンラインに思い入れのある人も多いでしょう。新シリーズが発売されて絶好調のファンタシースターオンラインもまた、今後の活躍が目を離せないところ。

ただ1つ言えるのは、通常のコンシューマーと比べればそこまで全年齢対象の作品は大きな変動は起こらず、往年の人気作品が固定してランキング上位に位置しているといって良いでしょう。それはそれで物足りないと思うかもしれませんが、ある意味これが日本らしさなのかもしれません。